【新規事業向け】FC加盟料をファクタリングで捻出する方法とは
【記事更新 】
2021/05/24
新たな生活様式とともに、ビジネスのあり方も刻一刻と変化の兆しを見せつつあります。
その中で既存ビジネスの他に、もう一つ新しい事業を立ち上げたいと考える経営者の方も多いのではないでしょうか。
そんな時、大いに役に立つのがFCへの加盟です。つまりフランチャイジーとして事業を展開する方法です。
ここではファクタリングでFC加盟料を捻出しスピーディーに業態転換を図ったり、新たな事業を展開する方法についてプロのファクタリング業者が考察します。
異業種から新事業へ乗り出す企業増加中
新しい生活様式は、ビジネスのあり方まで全てを変えてしまったと言っても過言ではないでしょう。
それほどまでに今までのビジネスが通用しなくなったり、あるいは、様々な事情で今までのビジネスを展開することが難しくなったというケースも見られます。
一例としては、やはり対面や三密回避が難しいタイプの業種ではこれ以上の営業が難しいと判断して、全く新しい業種に転換するケースがあります。
その他、建設業から新たに飲食業種に方針転換を図ったというケースも見られます。
また珍しいケースとしては、減少している売上を補填する目的で建設会社がパン屋さんや唐揚げのテイクアウト専門店を開業したというケース全国的に散見されるようになりました。
このように、全くの異業種から新しい事業形態へ乗り出す企業が昨今増加中なのです。
とはいうものの全くの新しい事業を立ち上げるにはノウハウも開業資金も、そして、人件費もかかります。
この予算をすぐにでも捻出できるほど予算潤沢な企業は昨今、そう多くはありません。
また、仮に予算の問題が解消できたとしてもノウハウや独立開業までの流れについて、何かしらの指導を必要とするケースがほとんどではないでしょうか。
つまり新しい事業形態に転換するには多額の費用と、人件費などの様々なコストがかかるというわけです。
この問題を一挙に解決してくれるのがファクタリングと、FC加盟の組み合わせです。
FC加盟のメリット
FC加盟というのは、いわゆる、フランチャイズシステムの利用のことを言います。
簡単に言ってしまえば「暖簾(のれん)分けシステム」のことと言えます。
このシステムを使うことにより、以下にご紹介するいくつかのメリットを享受することができます。
また現在の事業内容から一挙に業態転換を図ることもできるでしょう。
さらに、現事業を既存ビジネスとして残しつつ新規事業として展開することも不可能ではありません。
ノウハウが最初から手に入る
フランチャイズに加盟する場合はそもそも開業から経営を安定化させるまでのノウハウが、FC本部にあるわけです。そのノウハウが最初から手に入ることになります。
新規開業において、ある程度のロードマップが最初から手に入っているのは極めて有力なことと言えるでしょう。これがFC加盟によって新たな事業展開する最大のメリットの一つと言えます。
この方式があれば、全くの異業種から新たな業種にスムーズに参入することもでき、業態転換や新規事業の追加でも、ある程度のスピード感をもって新規開拓が可能となります。
ネームバリューを使用可能
一般的にフランチャイズシステムに加盟すると、店舗やサービスのネームバリューを使用可能となります。
ネームバリューがあることにより、新規独立開業した時と比べてはるかに集客の難易度が易しくなることが考えられます。
全くの無名からスタートするよりも、本部のネームバリューを使用することにより、例えば「〇〇地域で初出店!」といった形で地域の注目を集めることも不可能ではないわけです。
新規事業において苦労することの一つに集客という問題がありますが、フランチャイズシステムを活用することにより、この集客の問題をある程度クリアすることができるでしょう。
新たな様式に対応する収益事業になりうる
新たな生活様式に対応したフランチャイズシステムに加盟する。
このご時世において、これが最もFC加盟のメリットになり得ると言って良いでしょう。
今までの既存事業が新たな生活様式に対応しておらず、売上の減少や新規受注の減少が予想される場合、特に大きなメリットになりえます。
FC加盟を行うことにより新たな様式に対応し、今後も収益を生み続けることができるであろう収益事業にスムーズに算入することができるようになるからです。
FC加盟料を捻出する方法
一般的にFCに加盟してから開業するまでに、数十万円から数百万円単位で費用がかかります。
FC加盟料のみで数百万円がかかるというケースもあり、その費用を一括で捻出するのは難しいケースもあるのではないでしょうか。
そこでここでは、現在の状況を打開する存在になりうるFC加盟料を捻出する方法をまとめてみました。
結論としては、このご時世ですから、ファクタリングによる事業融資に頼らない資金調達方法でFC加盟料を捻出するのが最もお勧めできる方法です。
事業融資
まずは金融機関などによる事業融資で資金を捻出する方法があります。新規事業を展開するにあたりFC加盟料の融資を受けたいなど目的がハッキリしているため金融機関側にも説明のしやすい案件ではないでしょうか。
さらにFC本部の方で、ある程度の収益モデルを資料として持っているケースがほとんどであることから今後の収益予測が立てやすく、金融機関によっては事業融資に積極的になってくれるケースもあるでしょう。
ただし金融機関は審査から融資の実行までに極めて長いスパンで時間がかかります。
また経営状態や代表者の個人信用情報の状態によっては事業融資が受けられないケースもあるなど、このご時世においては残念ながら不確定要素が多すぎる資金調達方法と言わざるを得ません。
内部留保
社内の内部留保を活用してFC加盟料を捻出するという方法もありますが、この方法は現段階においてあまり推奨できる方法ではありません。
事業融資やその他の外部資金注入に頼らない素晴らしい方法ではあるものの、何が起こるかわからないこのご時世ですから、可能な限り内部留保は社長個人、会社、そして会社の従業員とその家族を守るために留保しておきたいものです。
ファクタリング
最もお勧めできるのは結論から言えばファクタリングによる売掛債権の現金化です。
一般的に企業投資の取引の場合は請求書を発行し、先方が受領してからおよそ1ヶ月から2ヶ月後に売掛資金が入金されるスキームではないでしょうか。
しかしその数ヶ月を待っている間にFC加盟が打ち切られてしまったり募集が終了してしまうことも、フランチャイズというシステムが見直され始めている昨今においてよくある話です。
ビジネスのチャンスはその一瞬限りと昔からよく言いますが、このご時世ではFC加盟もまた同じことがいえます。
ファクタリングならビジネスのスピードを妨げることがありません。
即日対応のファクタリングなら、思い立ったその日のうちに売掛債権を売却して現金を手にすることも不可能ではありません。
Q.ファクタリングはFC加盟料に使用可能か?
結論から言えばファクタリングは、FC加盟料に使用可能です。
なぜならファクタリングはあくまでも売掛債権の売買契約となりますので、その使用目的や用途について何ら制限されるものではないからです。
逆に、補助金や給付金、事業融資などは目的が限定されているケースもあり、制約の関係でFC加盟料に流用することが難しいケースもあります。
つまり、経営上のリスクや問題を抱えることなくFC加盟という新たな打開策にたどり着くためにはファクタリングが最適な選択肢の一つということになります。
新たな収益事業のために資金調達をするなら、何が起こるか分からないこのご時世。
確実に売却可能な売掛債権をファクタリングすることにより最短即日で資金調達を行うのがおすすめです。