こんな時にファクタリングを使う方が多いです
【記事更新 】
2019/10/24
ファクタリングは経営上の様々な状況にフィットし、経営者様の資金繰りの問題解決をサポートしてくれる資金調達方法です。会社経営の悩みにはどのようなものであれ、資金調達の悩みがリンクしてくるものです。ここでは、ファクタリングを実際に使った方の事例を参考にどのような時にファクタリングを使うことが多いのかご紹介していきます。
資金調達の万能選手、ファクタリング
資金調達には、様々な方法があります。昔ながらの銀行からの融資を受けるという方法もありますし、最近は消費者金融などからお金を借りるという方法も銀行からの融資に比べると2週間程度で借受が可能な例も多いことからスピーディーで人気です。
しかし、最近新しく出てきたファクタリングという資金調達の方法。
こちらは資金調達の万能選手と言って良いでしょう。様々な状況に柔軟にフィットして、スピーディな現金化が可能なことから、近年はファクタリングのことを指して資金調達の万能選手という声も多くなってきています。
ここでは、ファクタリングを用いて様々な状況を打破した経営者の事例を参考に、こんな時にファクタリングを使えます、といったケーススタディをご紹介していきます。
CASE1:CICブラックで借り入れNGの事例
まず最もファクタリングが有用な事例の一つに、経営者自身の個人信用情報に問題があるケースが挙げられます。
CICブラックで消費者金融からの個人的な借り入れはもちろんのこと、法人や会社として申し込みをしたとしても結果的に代表者個人が連帯保証人とならざるを得ないビジネスローンや銀行からの融資も、全く希望が見えないという経営者の男性。
こういった状況でもファクタリングは借り入れではなく売掛債権の売買契約という性質を持っていますので、問題なく申し込みと契約が可能でした。
つまり、CICブラックや個人信用情報ブラックでお金が借りられないという方でも、ファクタリングであればそこに活路を見いだすことができるというわけです。そもそもお金を借りることではないので返済能力の審査や考慮が必要なく、売掛債権を売却するだけですので審査のスピードも金融機関の審査に比べると圧倒的です。
CASE2:自己破産歴ありで融資NGの事例
ビジネスは、何度でも復活を遂げることができます。過去に一度会社が倒産という憂き目に遭ったことのある経営者の方でも、再起をかけて再び会社を立ち上げることだって今の世の中まったく不可能な話ではありません。
むしろ、そういった失敗をご経験されている経営者の方が強いというケースもあるでしょう。ここでファクタリングが大いに役に立ちます。自己破産歴があると、状況によっては個人信用情報に金融事故情報として掲載されており、また法人としての借り入れを希望する場合にも、過去に自己破産情報として官報への掲載があった場合は審査に通過することが極めて難しくなります。
つまり、2度目の挑戦の場合は過去の自己破産歴などによって、借り入れの難易度や資金調達の難易度がアップしてしまうというわけです。
こういった状況において資金調達を行うとなると、借り入れ以外の方法を探さなくてはなりません。そんな時に役に立つのファクタリングです。
ファクタリングは借り入れではなくあくまでも売り買いの契約になりますから、そこに自己破産歴や金融事故歴などは一切介在しないというわけです。
今まで何度も頭を下げても首を縦に振ってくれなかった─そんな銀行担当者とこれ以上を接触する必要もなく、既に請求済みの請求債権を売却することにより、
「今までの苦労はなんだったのか」と、後にご本人が振り返るほどスピーディーに現金を調達することができるというわけです。
CASE3:新規ビジネスの持ち出しを素早く調達希望の事例
新規ビジネスは、大きなビジネスチャンスが到来した時に「すぐに行動に移せるかどうか」が成功の鍵を握ると言っても過言ではないでしょう。
つまり、新たなビジネスチャンスが来た時には、迅速に資金を用意して行動に移していく必要があります。とはいうものの、会社の内部留保だけでは新規ビジネスに持ち出しをすることができないケースもあるのではないでしょうか。
そういったとき、ファクタリングが大いに役に立ちます。ファクタリングを利用することにより、現在クライアント・取引先に請求している債権を早ければその日のうちに現金化することが可能となります。
いわゆる売掛債権が入金されてくるまでの間、新規ビジネスの着手を塩漬けにしてしまうと、場合によってはタイミングを逃してしまい、大きな機会損失に繋がってしまうケースもあるでしょう。
そういった時には、金融機関の審査を待たず、また請求先からの本来の期日を待つこともなく、ファクタリングを行うことによってスムーズに売掛債権を資金化し、新規ビジネスに資金投下するのがおすすめです。事実、こういった事情でファクタリングを利用される経営者の方が近年増加中です。
CASE4:税金滞納があり銀行が難色を示している事例
特段、借入れに関する状況が法人、そして経営者の個人信用情報、共に良好(もしくは問題あるとまでは言えない状況)であるにも関わらず、また会社自体が債務超過に陥ってる状況でもないのに、銀行や金融機関が融資に対して消極的であったり、もしくは難色を示すケースがあります。
それが、税金や社会保険料などの滞納が発生しているという状況です。こういったケースでは、ほとんどの場合融資を受けることは難しいと言ってよいでしょう。また、銀行やノンバンクからの融資の他にも、各種公的な助成金や補助金も税金滞納があると条件から外されてしまいますので、申し込みができなくなります。
こういった場合、資金調達は融資以外のスキームを検討する必要があります。そんな時には、ファクタリングが非常に役に立ちます。ファクタリングは、一般的な企業が会社の財産を売却することで現金を得るというスキームと全く変わりませんので、税金を滞納していても、債務超過に陥っていたとしても全く問題なく資金を得ることができます。
CASE5:帳簿に借金を載せたくない事例
最後にご紹介するケースは、会社の経営状態は極めて良好であるものの、今後の金融機関とのお取引やお付き合いを考えるにおいて、このタイミングで帳簿に借金の項目を記載したくないという経営者の事例です。
創業間もない企業の場合、帳簿に借り入れが記載されたりすると将来的に銀行や金融機関からの評価が曇るケースもあります。
また、大きな融資などを検討している際には、小さな借り入れなどがあると今後どのような部分でマイナスに働くかわかりません。そのため、そういった状況においてもファクタリングが非常に役に立ちます。
ファクタリングはあくまでも売買をしたのと変わりませんので、会計帳簿上も非常にシンプルかつクリアにすることが可能です。会計帳簿の処理については実際に想定される売上金額とファクタリング手数料の差額について、債権譲渡損として計上することも可能ですので、こちらも借り入れとしての記載にはなりません。