なぜファクタリング会社は儲かるのか?逆に安心して使えるその「カラクリ」を暴露

なぜファクタリング会社は儲かるのか?逆に安心して使えるその「カラクリ」を暴露

【記事更新 】

2022/02/14

ファクタリングにはメリットが多いため、「実は怪しい業者なのではないか?」と感じられてしまうかもしれません。

この記事ではファクタリング会社がどのように儲けているのかを解説します。

あわせて不当なファクタリングの実態とともに、安心して使えるファクタリングの条件も一緒に解説します。

ファクタリング会社はなぜ儲かる?

ファクタリングは、債権を買い取って支払い期限よりも前に資金を提供してくれるシステムです。

この際、債権の金額の何パーセントかが手数料となり、手数料を差し引いた金額が申込者の元に支払われます。

この差額がファクタリング業者の儲けとなります。ファクタリング会社も営利企業であるため、きちんと儲ける仕組みがあるのです。

むしろ利益構造がきちんと理解できているということはかえって安心の一つの材料と考えても良いでしょう。

不当ファクタリングの実態

不当なファクタリング業者も存在しています。そのような一部の業者によって、ファクタリングは怪しいのではないか、膨大な手数料をとっているのではないかと思われてしまう一つの要因でもあります。騙されないために、不当なファクタリング業者の特徴を3つご紹介します。

1.ファクタリングといいつつ実態は融資

ファクタリングと言いつつその実態は融資という業者が、近年特に増加しています。これらの業者はもともとファクタリング業者ではなく、いわゆる闇金融などの違法業者がファクタリングと名前を変えて営業しているというケースが大多数です。

ちなみに闇金融については昨今法律や取り締まりの締め付けが非常に厳しくなってきており、いわゆる「昔ながらのヤミ金」はほとんど影を潜めてしまいました。とはいえ闇金を利用したいというユーザーのニーズがある以上は、残念ながらその存在が消滅することはありません。

事実、今はSNS上でも様々な業者が個人間融資や給料ファクタリング、その他先払い買取サービス、また後払い現金化サービスなど様々な名前や業態に偽装して闇金融を営業しています。その中の一つにファクタリングという仕組みが悪用されているのです。

このような業者を利用してしまった場合は、ファクタリングのような形でお金を得ることができても手数料以上に利息と呼んで差し支えないような金銭を追加で請求されたり、ひどい場合には分割返済という貸金業法で定められている金融業者にのみ許される契約形態を違法に持ちかけてくるケースもあります。

資金繰りに窮している、特に経営者層については分割返済の方がありがたいというニーズや考え方とマッチしている部分もあるため「ファクタリング会社に偽装した闇金融は必要悪」とすら断言してしまうような闇金融利用者の方もいらっしゃいます。

しかし闇金融は返済できないと違法な取り立て行為を行ってくるばかりか、この後ご紹介するようにそもそも完済ができないような取り立てのスキームを組み立てるケースが多いため、十分に注意が必要です。絶対に利用しないことが大切です。

2.明らかに返済できないような高い手数料

明らかに返済できないような高い手数料を設定してくることもあります。一般的にファクタリングの手数料は高くても55%程度が相場とされており、これを超える手数料についてはほとんどが、明らかに返済ができないことを見越した「利息」と言わざるを得ません。

なおファクタリング業界では利息を取ることが禁止されているため、手数料と表現します。

しかし多くの場合闇金が偽装しているような悪質なファクタリング会社は、最初から満額返済ができないことを見越したような手数料・利息を設定しておきます。

そして、いざ返済ができないとなるとファクタリングの法的な立ち位置を逆手にとって「これは詐欺罪で警察に告訴しても良いのだが」などと言って不当に利息を吸い取り続けるというケースもあるのです。

3.威迫的な回収

闇金融の特徴といえば威迫的な回収です。ファクタリング会社を名乗る悪質な業者には、このような回収を行うケースが報告されています。

例えば債務者の自宅に押しかけてドア越しに怒鳴り散らすような手法が横行しているのは、昔から変わりません。悪質なケースになると債務者や契約者の自宅のみならず、実家や職場まで押しかけるケースもあり、家族にまで被害が広がるケースも珍しくありません。

また最近ではインターネットを経由した契約というケースも多く、返済や支払ができなくなると、事前に預かった契約者の身分証明書の画像や個人情報を「寸借詐欺師」などと言ってネット上に公開するという嫌がらせを行うケースもあります。

言うまでもなく経営者の方がこのような被害に遭われた場合、様々なリスクがあると言わざるを得ません。

安心して使えるファクタリングの条件とは?

それでは安心して使えるファクタリング業者の条件にはどのようなものがあるでしょう。基本的には以下のような条件が揃っていると安心して利用できるファクタリング会社と考えて差し支えありません。

手数料が適正範囲内

手数料が適正範囲内である場合は、ある意味で今後の経営にもさほど影響が出ないほどの手数料・支出であることが担保されています。

本来ファクタリング会社は経営難の経営者の方々と二人三脚で一緒に困難に立ち向かうといったスタンスの会社が多いのです。よって手数料が適正範囲内であれば、まず闇金融のような違法業者にあたる可能性もさほど高くはありません。

契約書がしっかりしている

ファクタリングはあくまでも債権に関連する売買契約です。

よって契約書がしっかり取り交わされるような業者であればあるほど、安心して利用できるというわけです。

特に注意したいのは契約書なしでファクタリング契約を行うような業者やその他ファクタリング契約と言っておきつつ、契約書の中身が借用書のようなものだった場合です。こちらは闇金融業者の可能性が高いので、取引の辞退を強くお勧めします。

審査がある

「審査なし」はファクタリング業者でも一般的な金融業者でも、まずありえません。ファクタリング会社も正規の業者であれば必ず売掛債権等について、ある程度の審査を行います。よって全く審査なしでファクタリング利用が可能というケースは十分に警戒してください。

そもそも審査の有無に関わらず、強行的な手段でお金を回収しようとしている業者の可能性があります。

対応が丁寧

正規のファクタリング業者はそのほとんどが前身としてコンサルティング企業を経営していたり、様々な財務・フィナンシャル関連業種から立ち上がった会社という特徴があります。少なくとも代表者以下、従業員に関してもお金を取り扱う業種であることから対応が丁寧であるという特徴があります。

しかし闇金融業者が営業しているようなファクタリング会社を名乗る業者については、そもそも対応態度が悪質であり、どこか高圧的な対応をとってくるケースが散見されます。よって上記のような特徴に加えて対応が丁寧であるという業者を選ぶことによって、闇金融や違法なファクタリング業者と接触する可能性を最大限に減らすことができるでしょう。


【コラム】即日ファクタリング会社スタッフのぼやき~架空債権はイヤっ!~

当社のように即日ファクタリングに対応できる会社は、実はさほど多くありません。そもそもファクタリングは売掛債権の審査や売掛先の調査が必要で、さらに書類の準備なども考えると、本来1週間は見積もった方が良いでしょう。とはいえ、今日中にお金が欲しい!という経営者様も多いもの。

そこで当社では迅速な手続き・調査で即日ファクタリングをご提供しているのですが・・・

中には、やっぱりあります。架空債権。架空債権とは、本来は存在しないはずの売掛先から出てきた架空の債務です。当然、審査段階で判明するケースもありますし、そうでない場合は当日に「お忙しいところ恐れ入ります・・・(中略)それで、こちらに取引先の『〇〇様』から〇〇のご請求は入って・・・無い?そうですか、いえ、ええ、失礼致しました」というやり取りをするパターンがほとんどです。

これ、警察案件にもなるのでやめてください・・・

【今回のまとめ】
ファクタリングは安心して使える業者と契約を!
ファクタリングはあくまでも適正価格や料率で手数料を徴収することで、ビジネスモデルが成り立っています。

ファクタリング業者を名乗る「闇金融業者」の場合、ほとんど全額を吸い取られるような高い手数料を利息として徴収するケースもあったり、場合によっては闇金融とほぼ同じような違法な取り立てを行うケースがあります。

このような業者と契約してしまうと、今後のビジネスが成り立ちません。そこでファクタリングは安心して使える業者でなおかつ最短即日対応が可能な業者と契約することが大切です。
弊社は事業者様と共に
ファクタリングサービスを通じて
社会へ繋がっていきます。