ファクタリングは訪問・相談可能な会社が安心です
【記事更新 】
2019/11/20
金融機関の融資でも、多くの場合は実際に担当者と面談する必要があります。ノンバンクの金融機関では最近面談する必要がないWebや電話完結型の借り入れもありますが、やはり面談や訪問が可能だと資金を調達する側も安心できるというもの。近年話題のファクタリングも同様で、やはり訪問や相談が可能な会社の方が安心して取引できると言ってよいでしょう。ここではファクタリングの流れを簡単にご紹介するとともに、なぜ訪問・相談可能な会社の方が安心できるのかをわかりやすくご紹介していきます。
ファクタリングの流れはシンプル、だからこそ心配の種も多い
ファクタリングの流れはいたってシンプルです。
金融機関の借り入れの場合は、まずは申込書を送り、会社の決算表や財務、その他税務に関わる書類などもすべて提出を行い、その上で仮審査と本審査が行われ、その間に様々な面談などが入り、最終的に審査の結果融資がOKであれば融資実行日を待つ─
このように非常に煩雑です。しかしファクタリングは、申し込みを行い、売掛債権を提出し、ファクタリング会社の方で売掛債権や申込者の会社に関わるいくつかの簡単な資料を確認し、問題がなければその場でファクタリング契約が成立します。
そして、スムーズに申込者の口座もしくは申込者の法人口座へ入金がなされるといった形です。このように非常にシンプルな流れだからこそ、やはり
・詐欺ではないだろうか?
・何か怖いところなのではないだろうか?
・あとから何かと理由をつけてお金を請求されるのではないだろうか?
など、心配に思われる経営者の方も多くいらっしゃいます。
無理もありません、ファクタリングといったシンプルな資金調達の方法だからこそ、心配の種は尽きないもの。しかも、ファクタリングは金融機関の融資と違って貸金業の認可や営業許可といったものもありませんので、星の数ほどあるファクタリング会社の中から安心して取引できる会社を探すのは少し骨の折れる作業でもあるわけです。
ただでさえ資金繰りの問題でストレスを抱えていらっしゃる経営者の方が、さらにファクタリング会社の素性やどのような取引になるのかといったことが不透明な状況に置かれてしまうと、そのストレス値も増大してしまうでしょう。
そもそも、ファクタリングで本当にお金が手に入るのか?といった部分を気にされる経営者の方も非常に多くいらっしゃいます。
つまり、訪問して申し込むことができたり、あるいは事前に相談することが可能な会社の方が何かと安心できるというわけです。
ファクタリング会社に訪問は可能?
結論から申し上げると、いくつかのファクタリング会社では実際に訪問をして申し込むことが可能です。多くの大規模なファクタリング会社や大手ファクタリング会社では、実際にオフィスへの訪問を受け付けていたり、場合によっては訪問を受け付けるばかりか、経営相談にサービスとして乗ってくれるケースなども存在します。
このように、安心材料を積極的に与えてくれれファクタリング会社は、経営者にとっても安心してお付き合いできる優良ファクタリング会社と言えるでしょう。
訪問・相談可能なファクタリング会社を利用するメリットは?
実際に訪問して、担当者と膝を詰めて話を出来るようなファクタリング会社は、とても安心して申し込みをすることができます。そしてその他にも、さまざまなメリットが相談や訪問が可能なファクタリング会社にはあります。いくつかのメリットをご紹介していきます。
会社の運営実態がハッキリする
ファクタリング会社は最近急速にその数を増やしており、コンサルティング会社だった企業がファクタリング業にも進出してきた・あるいはそういった企業が分社化してファクタリング専門業者に生まれ変わった、というケースも非常に多くなっています。
そのため、元々どのような会社なのか、そしてどれくらいの規模の会社なのかが判然としないケースも最近は増えてきてしまいました。つまり、中にはどうしても悪徳と言わざるを得ないようなファクタリング会社も存在するわけです。
こういったファクタリング会社と申し込みや契約などを行うと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があったり、手数料が予想よりも大幅に高くなってしまったなど、経営者の方にとってマイナスになるような事態が発生するリスクも存在します。やはり、訪問することができ、相談することも合わせて可能なファクタリング会社を選ばれると宜しいでしょう。それが一つの指標となるわけです。
訪問できないファクタリング会社とは?
ところで、訪問することができないようなファクタリング会社とは一体どのようなファクタリング会社なのでしょうか?これはいくつかの可能性が考えられますが、まず好意的に見るのであれば、立ち上げたばかりでオフィスにまで手が回っていないようなファクタリング会社というケースも考えられます。
この場合は、会社の住所自体がいわゆるバーチャルオフィス・住所貸しオフィスなどとなっており、せっかく会社に訪問したとしてもスタッフや会社の人間がそこに存在しないというケースもあります。
まだ新しいファクタリング会社の場合、とにかくユーザーサポートに力を入れている可能性の方が強いため、訪問することができないファクタリング会社でもきちんと相談に乗ってもらえるようであれば、まだ安心材料とすることができます。
反対に、訪問もすることができず、相談にも乗ってもらえず、電話の応対もどことなく威圧的だったりよく話を聞いていないようなファクタリング会社の場合は注意するに越したことはありません。
大手のファクタリング会社や運営が健全なファクタリング会社に乗り換えを検討するというのも一つの賢明な選択肢と言えるでしょう。
ファクタリング会社に相談できることは?
ファクタリング会社の中でも、親身になってユーザーの相談に乗ることができる会社の中には、経営コンサルタントとして手腕を発揮している社員が在籍していたり、あるいはそもそもが経営コンサルティング会社から派生した会社であったり、何かと経営相談に乗ってもらえることも多くあります。
親身になって会社の経営状態や資金繰りの状況について話を聞いてくれるところであれば、今後の経営の方針や資金繰り安定化のための道筋を一緒に考えてくれるケースもあります。非常に良心的な会社になると、ファクタリングの利用を行うと確約・確定することにより、コンサルティングを無料である程度の時間を行ってくれるケースなどもあります。
このように、ファクタリング会社にはファクタリングの契約そのものに関係する連絡以外にも、総合的に相談に乗ってくれるところもあります。中には、ちょっとした人生相談にまで乗ってくれるような、ハートフルなファクタリング会社も存在します。このように、人間と人間のお付き合いができるようなファクタリング会社は安心できるファクタリング会社として業界でも知られた存在となりつつあります。