会社がピンチ!即日資金調達する方法まとめ&メリット・デメリットを解説します
【記事更新 】
2021/08/10
会社がピンチの時、経営者が取り得る方法はいくつかあります。
その中で最も効果的かつ即効性が高いのは、即日で資金調達する方法です。
ここでは資金調達のプロであるファクタリング会社が、2021年現在で使用できる即日資金調達をする方法をまとめました。
あわせて各方法のメリット&デメリットも解説しますので、ぜひ参考にされてください。
重要なのは諦めないことです。それではひとつずつ確認していきましょう。
資産売却
まずは会社の資産を売却することにより、借金に頼らず資金繰りを行う方法について解説していきます。
会社の在庫やその他の資産を売却することによって現金収入を得る方法です。会社の在庫以外にも、例えばオフィスチェアやデスク・パソコンなども買い取り業者が存在します。
会社の資金が本当にピンチの時にはこういったオフィス家具・什器などの資産を売却することにより現金を手に入れることができるでしょう。
具体的な金額としては、オフィスチェア一脚でも数万円程度で売却できるケースがあります。買取業者に依頼するとその分の手数料がかかります。よって若干金額は下がります。
しかし複数の家具をまとめて買い取ってもらえるというメリットもあるでしょう。
その他一つずつ高額で買取を希望するなら、社長さん個人が会社の資産をフリマアプリなどで売却するという方法もあります。
この方法を使用する際にはオフィス家具の権利周りには十分留意しておきましょう。
メリット
この方法のメリットはなんといっても、即時売却により会社の資産を素早く現金化できるところにあります。その他、あくまでも売却ですから借金ではありません。
よって他の人に迷惑がかかるといった心配は一切無用です。
その他、借金ではないことによって審査がありません。
そのため、個人信用情報に問題がある方や会社の業績が悪化していて金融機関からの融資が受けられないといった場合でも、特に売却を邪魔するものはないわけです。
デメリット
デメリットをご紹介します。
会社にそもそも売却できる資産がない場合、この方法が使えないのが唯一のデメリットです。
また会社の組織形態にもよりますが、場合によっては経営者の独断では会社の備品や什器を売却できない契約になっているケースもあるでしょう。
その他リースについては売却ができません。所有者が他にいるからです。
このデメリットさえ除けば基本的に最も難易度が低く、それでいて現金化できる可能性が高い方法と言えるでしょう。
個人間キャッシング
個人間でお金を貸し借りする「個人間キャッシング」を使用する方法もあります。個人間キャッシングには大きく分けて二通り存在します。
一つはいわゆるヤミ金のような形で業者が個人を装ってキャッシング営業をしているケースです。この場合は相手がヤミ金となります。
そのため、貸金業者との契約でなくなることに注意が必要です。
万が一返済が滞った時に、その違いが出てきます。貸金業者であればガイドラインに沿った合法的な取り立てに終始するところ、闇金から借りてしまうと非合法な手段で取り立てを受けるなど思わぬトラブルにつながる可能性があります。
もう一つのタイプとしては文字通り個人対個人の借入という形になります。
例えば社長同士のお付き合いの中で会社が困っているからお金を貸してほしいと相談するなど、あくまでも個人的な借金としてお金を借り入れる方法があります。
メリット
それぞれのメリットについてご紹介いたします。
まず個人間融資のメリットとしては金融業者のような厳格な審査がないこと、その他、状況が悪い場合でも相手との信頼関係によっては、金融機関からの融資が受けられないような属性であっても借り入れができる可能性があることです。
デメリット
デメリットとしてはやはり大きなトラブルにつながる可能性が高いことと言えるでしょう。
特に先程ご紹介した個人を装った闇金業者から借り入れをしてしまった場合、ほとんど個人間融資ではなく闇金からの借り入れをしてしまったのと同じ状態になってしまいます。
そのため、返済が滞った時には嫌がらせを含む非合法な取り立てや訪問・督促を受ける恐れがあります。
この場合は会社の事業継続が不可能になるほど精神的に追い詰められるケースが多く、自己破産をするにしても闇金側から様々な妨害工作を受ける恐れがあります。
後者の「個人的な友人関係でお金を借りる場合」についても、やはりデメリットがあります。まず返済ができない場合には今までの信頼関係が全て崩れてしまうことが考えられます。
その他、外部に情報が漏えいする恐れもあります。「人の口に戸口は建てられないと昔から言う通り、特に個人間の借金関係の話題は返済が焦げ付いた際、様々な噂話となってあなたの周りを駆け巡ってしまうことでしょう。
そうなると仮に今の事業を清算して新たな事業を立ち上げたとしても、ネガティブな情報や噂が付きまとってしまうことになりかねません。
ノンバンク利用
いわゆるビジネスローンやビジネスキャッシングなどの消費者金融が提供しているノンバンクを利用する方法もあります。
この方法であれば信用状態さえ良ければ気軽に貸付を受けることができ、早ければ即日融資も可能でしょう。
メリット
なんといってもそのスピード感と、まとまった額面が用意できることが大きなメリットと言えるでしょう。
いわゆる消費者金融でのキャッシングを法人として利用するのと大差ありません。
よって審査にさえ通過してしまえば早ければその日のうちにまとまった資金を借り入れることができるでしょう。
銀行には決して追随できないようなスピード感が魅力です。
デメリット
ノンバンク利用のデメリットはまず審査が存在することと、返済の際の利息が金融機関に比べて高いところが挙げられます。
審査については代表者個人の信用情報はもちろんのこと、法人の状況も事細かに調査が入ります。その他事業計画書や決算書の提出など必要書類が多いことも、デメリットの一つと言えるでしょう。
すぐに書類が用意できれば良いのですが、なかなか難しいというケースもあり、状況によってはそもそもノンバンクが利用できる状況にないということも考えられます。
利息についても法定利息の上限に近い利息が科される可能性が高く、この場合は少なくとも1年あたり1割近い利息を上乗せして返済していく必要があります。
生命保険の契約者貸付制度利用
代表者個人の「生命保険契約者貸付制度」を利用する方法もあります。
特に経営者の方の場合は経営者としてのスタンスに特化した保険契約を結んでいるケースも多く、場合によっては保険の解約返戻金を担保にした貸付制度が利用できるケースもあります。
保険会社の担当者と商談した際に「社長様なら、契約者貸付制度が利用できる保険を選んだ方がよろしいでしょう」と誘導されることもあり、手元の保険証券を確認すると契約者貸付制度が利用できることがわかるケースもあります。
メリット
この方法のメリットとしては何と言ってもスムーズに貸付制度が利用できる所に尽きます。生命保険の契約者貸付制度はあくまでも契約者の解約返戻金などを担保にした融資です。
そのため審査もなく、条件さえ整っていれば数時間から1日程度でまとまった金額を用意することも可能です。
デメリット
デメリットとしては解約返戻金のない生命保険を契約している場合や、そもそも代表者が生命保険を契約していない場合この方法が使えないことの一点です。
【結論】最も使い勝手が良いのはファクタリング
結論として最も使い勝手がよく、帳簿上の貸付に当たらないファクタリングを利用すると良いでしょう。
ファクタリングは売掛債権を売却するシンプルな方式です。そのため、金融機関が行うような長期間にわたる審査もありません。
早ければ、最短即日でまとまった金額が用意できる方法として昨今利用者が急増しています。
個人信用情報や会社の納税状況なども審査項目としてご心配の方もいらっしゃるでしょう。
ファクタリングの場合はこれらの情報が、審査の大きなウエイトを占めるわけではありません。売掛債権そのものの安全性がメインの審査ポイントとなります。
よって申込者の属性だけで審査が否決になるようなものではありません。
売掛債権がお手元にある社長様はまず、最短即日ファクタリングに対応しているファクタリング会社に相談するところから始めましょう。