取引先が回収不能!即日ファクタリングで会社の運営を「守る」選択肢とは
【記事更新 】
2020/06/09
一般的に店舗を構え、お客様から現金やクレジットカード、キャッシュレスなどで売上代金をお預かりするタイプのご商売であれば、回収不能リスクを起こすというケースはあまり多くはありません。
しかし、企業同士の売掛金などのやり取りが発生する現場では、回収不能リスクが発生する可能性は必ずしも0%にはなりません。この場合、取引先の回収不能が出てしまうと死活問題に直結するケースも往々にしてあります。
企業の倒産や資金繰りの悪化による突然の「夜逃げ的・自己破産」も起きている中、会社を運営するものとして、会社そのものを守る選択肢は多いに越したことはないでしょう。そしてその中でも最も有効であり、実現可能性が極めて高いものの一つに即日ファクタリングがあります。
取引先の回収不能状態とは
取引先の回収不能状態は、文字通り売掛代金を回収することができず、取引先に支払い能力が欠如している状態を指します。
取引先の回収不能。事業を運営する者にとって、そしてその下で働く事業・案件の担当者にとって、まさしく悪夢と言えるでしょう。しかし、今の現状を鑑みるにこういった回収不能状態は突然に起こる可能性があります。
具体的には、請求書を発行している取引先が請求期日までに満額の入金をできない状態は全て、回収不能あるいは回収に問題が発生している状態だと認識してよいでしょう。多くの場合は、取引先は突如として資金の支払いができなくなり、場合によってはそのまま倒産という選択を取るケースもあります。
この状態に陥ってしまうと会社の売り上げどころか、会社そのものに資金が残らず、自社の支払い状態も悪化してしまうなどのケースがあります。
事実として「連鎖倒産」という言葉がある通り、大きな取引先が倒産したことにより資金繰りが急速に悪化し、関連会社もやがて倒産するというケースは90年代のバブル崩壊以降、何度も発生してきました。こういった状態は何があっても会社を経営するものとして避けなければならないことは、明白です。
取引先の回収不能、前兆は?
ところで、取引先の回収不能は、前兆現象などはあるのでしょうかん。結論、取引先はギリギリまで支払不能であることを隠す傾向にありまた経営者や会社ぐるみでの隠蔽工作が行われた場合は、他の会社がこの前兆現象に気づくのは極めて難しいケースがあります。例えば、会社として支払いを渋る、つまり満額の支払いが難しくなった場合、まず会社から人員の流出や突然の退職などが増えるというケースがあります。
その他、人の口に戸口は立てられないもので、噂などによって「この会社が危ないらしい」という情報が出回るケースもあります。いずれの場合も「火のないところに煙は立たず」、こういった情報が入った時には、支払いがきちんとできるかどうか、担当者と密に連携をとったり、あるいは回収を出来る限り早めるなどの対策が必要となるでしょう。
場合によっては取引サイクルを変更したり、現金決済のみにするなど売掛金そのものを出さないようにするような工夫も時には必要でしょう。ただし、取引先との関係性や経営者同士の人間関係、業界の情報網などの兼ね合いもあることから、即座にこういった行動が取れないケースも多く存在します。
回収不能になった取引先の売掛はどうなる?
残念ながら結論として、回収不能になった取引先の売掛代金は即時の満額回収は難しくなります。ある程度の金額は回収できる見込みがありますが、取引先が自己破産・会社としての倒産などを選んだ場合、法的には債権者は平等に倒産した会社の残余財産を分配するなど様々な制約があります。そのため根本的に満額回収からは程遠いこととなります。実務的には、しばらくは回収ができませんので実質的に回収失敗と同じ状態となります。
取引先の売掛、強引な回収は?
結論から言えば、民事不介入とはいえ違法行為があった場合には警察の介入なども十分に考えられます。つまり、回収しようとしたら警察を呼ばれた、というケースも十分に考えられるというわけです。
また、ついつい熱くなってしまい法的に問題のある回収行動に出てしまうケースもあるでしょう。いずれにせよ、相手方に支払いをするだけの余裕がない場合には、強引な回収行動を行えば行うほど、会社にとっては良い結果を招かないケースの方が多く見られます。
例えば、強引な回収行動を進めたことが抑止力として業界に知れ渡れば良いのですが、これが情報伝達の何らかの間違いで「強引な回収をしなければならないほど経営状態が悪化している会社のようだ」、という情報が流れない保証はどこにもないわけです。
もしそうなれば、たったひとつの取引先の売掛を追いかけて強引に回収行動を行おうとしてしまったがために、他社やその他の見込み客からの信頼度が下がってしまうという危険性もあるわけです。
こういった行動に出る前に、まず売掛の回収不能が発生した時には資金繰りを整えて自分の会社を守る行動に出るのが正解です。
即日ファクタリングによる、会社を守る選択肢とは
一つの売掛先からの回収が不可能になったとしても多くの場合もう一つ、あるいはそれ以上の数の売掛先企業があることでしょう。
そして事業経営は実務上、翌月・2ヶ月先の月末に入金されてくる予定の売掛金がまだ入金されていないというケースが数多く存在します。
そしてその中でも特に、相手の経営状態や売上状態が盤石であり「間違いなく入金されてくるであろう売掛債権」もあるのではないでしょうか。こういった売掛債権は即日ファクタリングでその日のうちに売却し、すぐに手数料を差し引いた現金を得ることが可能です。また、ファクタリングは銀行に頭を下げてお金を借りたり、いつ結果が出るかも判然としないようなビジネスローンに申し込むなどの精神的負担は一切伴いません。そもそも金融機関の融資審査ではありませんので、代表者や会社の信用情報、経営状態に結果が左右されづらいという側面があります。
もちろん、代表取締役の個人信用情報がブラックであってもそれが審査否決の理由になることは絶対にありません。
このような方法で回収不能になった相手に対してリスクがある行動を取るよりも、即日ファクタリングで資金繰りを安定化し、会社を守るという選択肢を取るのが本質的な正解と言えるでしょう。