ファクタリングを失敗させないための3つのルールを分かりやすく解説!
【記事更新 】
2021/12/06
昨今、ファクタリングで売掛債権を現金化し事業を安定化、または迅速化させる経営者の方が増えています。
それに呼応するかのように、日本国内でもファクタリング業者が雨後の筍のごとく増加しています。
弊社は2017年創業のファクタリング会社です。しかし、弊社でさえも「老舗」と目されるケースもあるほど、新しいファクタリング会社が増えているのです。
そんな中、漸増している事例があります。ファクタリングを利用しようとして失敗したという事例です。
そこで今回は、ファクタリングを失敗させないための「3つのルール」を、ファクタリング会社がご紹介致します。
ファクタリングを失敗させないための「3つのルール」を解説
ファクタリングを失敗させないために守りたい「3つのルール」を解説いたします。
もちろんファクタリング成功の最大のルールは「信頼できるファクタリング会社と契約すること」です。
しかし「信頼できるファクタリング会社の基準がよくわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、もう少し細分化してファクタリングを失敗させないため、守っておきたいルールをご紹介していきます。
ルールその1:ファクタリング会社のHPを確認する
ファクタリング会社の信用度をチェックする際には、公式HPを確認するとよいでしょう。
具体的には、HPで以下の2点を確認しましょう。
1.「会社の住所」
2.「代表者の名前」
これらの情報は、社会通念上、取引に先立ち公開しなければならない情報と考えられます。
また株式会社の場合、国税庁ホームページなどで法人が存在するかも確認しておくとよいでしょう。
中には悪質なファクタリング会社も存在し「存在しない株式会社」を名乗り、集客しているケースもあります。
加えてファクタリングの流れや、手数料についてきちんと公開しているかもチェックしておきましょう。
流れや手数料が不透明な場合あとから意図せぬ形で費用を請求されたりするケースもあります。
また提示されていた手数料ではなく、それよりも高い手数料が差し引かれて入金されるといったトラブルもあります。十分にご注意ください。
ちなみに、口コミの中でも特に注意しておきたいものがあります。
「お金の貸付が可能だった」といった口コミです。結論から言えば、このような業者は利用すべきではありません。
悪質なファクタリング会社の中には、利用者・申込者の弱みにつけこんでお金を貸し付ける、と申し出てくる場合もあります。
しかし、闇金まがいにお金を無利子で貸し付けたり、法外な金利を設定したりと、非常に質の悪いものです。
お金を借りる際には、必ず利息が発生します。つまりお金を借りれば借りるほど、借金総額も増えていく仕組みです。
上記を踏まえ、そもそもファクタリング会社は貸金業者ではありません。よってこの流れは、ヤミ金と全く同じものです。
ファクタリング会社は、売掛債権を買い取って利益を得るビジネスモデルなので、お金を貸すことは本業ではなく本来は畑違いも良いところなのです。
特に最近はファクタリング会社に「擬態」した闇金業も増えています。十分にご注意ください。
ルールその2:ネット上のクチコミをチェックする
ネット上のクチコミをチェックすることも重要です。
最近はグーグルプレイスなど様々なところで情報をチェックすることが可能です。
例えば「ファクタリング会社名+評判」で検索をかけるだけでも、いくつかの情報がヒットするかと思います。
またTwitterやInstagramなどでも情報収集が可能です。
ただし、気をつけたいことがあります。それは「ステマ(自作自演)」です。
「私はこのファクタリング会社を信頼しています」「友達に薦められて使ってみましたが、とても良いサービスです」といった投稿をよく見かけます。
こういったものは、基本的に偽の情報である可能性も否定できません。
ルールその3:取引実績のある会社かどうか
取引実績がある会社かどうかは、ファクタリング会社を選ぶ際に最も重視するべきポイントです。
取引のない会社に依頼すると、取引のノウハウがないため、ファクタリングに失敗してしまう可能性が高くなります。
具体的には手数料が高くなってしまったり、急ぎの案件に限って書類の手続きが間に合わず入金が遅れてしまうなど、文字通りの失敗リスクがあるのです。
逆に取引経験のある会社に依頼した場合、一定の信頼性を確保できます。
とはいえ、取引実績があったとしても、口コミサイト経由の情報などはいわゆるサクラの類も多く、本当にその会社の実績なのかはわかりません。
そのため、ファクタリングを依頼する際には必ず、その会社に「過去にどのような案件を扱ったことがあるのか」尋ねておく必要があります。
特にご依頼者のお取引先様が特殊な業界の場合、実績のないファクタリング会社では対応できないような売掛債権というケースもあります。
ファクタリング会社はあくまでも売掛債権の盤石性や、回収可能性を審査のポイントとします。そのため、新規の業者であればあるほど、取引実績や経験がないと買取が難しかったり、手数料が跳ね上がってしまう可能性があるのです。
無論、個人情報が関わる事案のため、会社名や、当時の実際の手数料率など、詳細な情報は開示してもらえないケースが一般的です。
しかし具体的な雰囲気や手数料の兼ね合いなど、実際の取引経験がある会社であればある程度の中身を伴う情報が返ってきます。
また、過去の取引実績を質問した回答から、ファクタリング会社の担当者の性格や人柄などもある程度想像することができます。
ファクタリングは担当者との相性というのも非常に重要な要素になります。
以上を踏まえた上で、ファクタリングを行う際は、取引実績のある業者を選ばれるとよろしいでしょう。
だからこそ、ファクタリングを利用する側が「逆に」ファクタリング会社を審査するような時代と言い換えることもできるでしょう。
ファクタリングを失敗せず成功させる鍵は、今回の記事でご紹介した通り、
まず業者の信用ができるかどうか。
そして業者に取引の実績があるかどうか。
またネット上の口コミはどうか?
といったものが挙げられます。
特に記事内で注意喚起を行ったように、実績や評判が芳しくない業者の場合、手数料が異常に高上がりになってしまったり、あるいは急ぎの案件なのにも関わらずファクタリングの入金が遅れるといった、本末転倒なことになりかねません。
これは文字通りファクタリング取引の失敗と言えるでしょう。
また、そもそも闇金業者のような悪質な業者に捕まってしまう可能性すらあります。
ファクタリング利用の際には十分にご注意のうえ、正規のファクタリング業者へご依頼ください。当社ではファクタリングの最短即日手続きも承っております。