信金さんに融資を断られた!?なぜ?どうしたら?対処法を総まとめ
【記事更新 】
2023/08/01
信金さんに融資を断られてしまい、驚きうろたえた経験はありませんか。でも、安心してください。同じような経験をした経営者の方は、結構多くいるのです。
融資を断られると「今まで融資してもらえたのになぜ?」「どこから資金調達すればいいんだ?」との疑問や不安を抱えることになります。
しかし、信金に断られてしまっても落ち込む必要はありません。
信金からの融資の他にも、ビジネスローンの利用、クラウドファンディングの活用など、さまざまな資金調達方法が存在します。
今回の記事では、信金が融資を断る理由と適切な対処法について徹底的に解説していきます。資金繰りでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
長年の付き合いなのに・・・信金さんに融資を断られた!?考えうる理由まとめ
いつも良好な関係を築いてきた信用金庫に融資を断られてしまったと感じている経営者の皆さん、その落胆の気持ちはよく理解できます。
しかし、信金も理由なく断りはしません。その背後には何かしらの理由が必ず存在しているのです。
なぜ融資を断られたのか、それを理解すれば、次回の融資申込みがスムーズに進行する可能性が高まります。
まずは、信金に融資を断られる可能性がある理由について見ていきましょう。
融資希望の規模が基準に合わない
信金には、経営体の規模によって融資可能な金額の範囲が設けられています。
たとえば、規模が大きな企業に対しては十数億円までの融資が可能ですが、規模が小さい企業や個人事業主に対しては数百万円から数千万円程度の融資が一般的です。
融資額が大きすぎると、信金は「融資希望の規模が我々の基準を超えている、融資できない」という判断に至ることもあります。
融資を希望する場合は、自社の規模に見合った融資額を見極めて申請することがポイントです。
経営・事業計画に無理があると判断された
信金も、その他の金融機関と同じように、企業の事業計画や経営状態をもとに融資審査を行います。
よって、事業計画に具体性や信頼性が欠けている、またはすでに経営状態に問題があると判断された場合には、融資が断られることがあるのです。
「なぜその資金が必要なのか」「どのように利益を生み出し返済するのか」といった具体的な事業計画を十分に準備してから、信金に融資を申し込みましょう。
現在の信用力では融資NGと判断された
やはり「信用」も判断基準のひとつです。一般の金融機関と同様に、これは融資するかどうか判断するうえで重視されるポイントと言えるでしょう。
そのため、過去の借入れ状況や返済履歴が不十分であると、信金から「現在の信用力では融資は難しい」と判断されることがあります。
信用力を上げるためには、まず返済遅延や返済違反をしないようにし、コツコツと返済履歴を積み上げることが大切です。
また、自社の財務状況や経営状況を健全に保つことも信用力向上に繋がります。
融資を断られてしまった場合には、まずは落ち着いて理由を振り返り、改善策を考えてみてください。
では、次回の融資申し込みに向けてさっそく動き出しましょう。
信金がまさかの融資否決!断られた場合の対処法あれこれ
対応の前に、まずは、一息ついてモヤモヤした感情を落ち着けてください。
信金から融資を断られたとしても、可能性はまだ尽きていません。
「断られた」という事実を受け入れ、その上で次の手段について考えることが大切です。
以下に、いくつかの対処法をご紹介します。
経営者向けのビジネスローンを利用する
ビジネスローンは、経営者向けの専用融資サービスです。
信金から融資を断られた時、こちらを利用するのも一つの選択です。
なぜなら、比較的審査が柔軟な傾向があり、事業性や経営者の人物評価が大きなウェイトを占めるためです。
ただし、利率は高めであることを覚えておいてください。
クラウドファンディングを利用する
現在、資金調達の手段として広く普及しているのがクラウドファンディングです。
一般の個人から資金を募る形で、借入ではなく「出資」になるため、利息を心配する必要はありません。
また、自社のビジネスのアピールの場にもなります。
ただ、一定の人気や話題性がないと難しい側面もありますので注意しましょう。
時間がない場合でも個人からの借り入れは避けたほうが無難
時間がなくすぐに資金が必要な場合でも、個人からの借り入れは避けた方が無難です。
その理由は2つあります。
まず、信用情報に影響を及ぼす可能性があり、今後の資金調達や経営に悪影響を及ぼすリスクがあります。
また、返済が遅れた場合、人間関係に亀裂を入れることになりかねません。
ここで重要なのは、「融資を断られた」という事態を前向きに捉え、次の手段を考えることです。
その際、自社の経営状況や資金調達の目的を再確認し、最適な方法を選ぶことが重要です。
あなたの経営に、最善の選択がもたらされますように。
信金からの融資を諦めきれない場合に見直すべきポイント
信金からの融資が難しく感じたときも、すぐに諦める必要はありません。
続いては、融資の可能性を広げるために見直すべきポイントを解説していきます。
信用金庫から保証付き融資を受ける流れ
信用金庫からの融資を受ける場合には、保証付き融資を選択するという選択肢もあります。
保証付き融資とは、信用保証協会などの保証機関が企業の返済能力に対するリスクを補償する制度のことです。
保証付き融資を受ける流れとして、大きく分けて「信用金庫経由で保証に申し込む場合」と「直接信用保証協会に申し込む場合」の2通りがあります。
特に信用金庫経由で保証に申し込む場合には、手続きが簡素化され、融資申し込みから着金までの時間が短縮される傾向があります。
事業計画が緊急性を帯びている際は、信金経由を検討してみてはいかがでしょうか。
もっとも、保証付き融資を受けるためには信用保証協会の審査に合格しなければなりません。審査通過の確率を上げるためには、事業計画の説明や資金計画などを詳細にまとめた計画書の作成が重要になります。
創業時に口座開設をしておくと融資に通りやすい?
「創業時に口座を開設しておけば、後々融資が通りやすい」といった話は一部では実際に見受けられます。
しかし、近年では単純に「与信力がモノを言う」という世界になってきているのも現実です。
つまり、取引履歴だけでなく、事業の規模や収益性、返済能力等を見た上で融資可否が判断されます。
それでも、創業時に信金との取引を開始することは一定の意義があると考えてよいでしょう。
信金は地域密着型の金融機関であり、一貫して取引を行うことで信金との信頼関係が築かれていきます。融資審査の際に、これが有利に働くこともあるのです。
第二の選択肢:最短即日のファクタリングも視野に入れよう
信金の融資が難しいと感じたら、第二の選択肢として「ファクタリング」も視野に入れることをおすすめします。
「ファクタリング」は企業が保有する売掛金をファクタリング会社に売却し、即日で資金を調達する方法です。
なお、「ファクタリング」は、融資と異なり買取形式で行うため、信用情報に影響を及ぼすことなく利用することができます。
ファクタリング会社によっては「最短即日」で売掛金の買取を行うサービスもあり、短期間での資金調達が可能です。
ただし、ファクタリングを活用するためには、売掛金を持つ事業であることが条件となります。
また、ファクタリング会社ごとに対応している業種や審査基準が異なるため、自社の事業が対象となっているか、事前に詳しく確認しておきましょう。
最適な資金調達方法は、企業の状況やニーズによって異なります。
一度断られたからといって落ち込むことなく、上記のポイントを踏まえて、再度資金調達の方法を見直してみてはいかがでしょうか。
後の成功のためには、「諦めない」ことが何より大切です。
ファクタリングは、最短即日の融資を可能にしてくれます。売掛金を早期に回収し、現金化することで財務を安定させることができるため、資金繰りが厳しい事業者にはおすすめの資金調達方法です。
融資を断られても、信金からの融資を諦めきれないこともあるでしょう。そのような場合には「保証付き融資」を受けることを検討するのも一つの手です。
信金経由で保証に申し込むと手続きが簡素化され、融資申し込みから着金までの時間が短縮される傾向があります。
創業時に口座開設をしておくと融資が通りやすい面はあるものの、長期的な信用力を身につけることが最も重要です。
また、資金繰りにファクタリングを利用する方法もあります。最短で即日対応が受けられるため、短期的な資金調達や現金化も可能となるでしょう。
なお、この記事でご紹介した方法は、あくまで一例です。
資金繰りでお困りのことがあれば、まずは信頼できるパートナーにご相談することをおすすめします。
私たちの会社でも「最短即日のファクタリング」に対応しております。ぜひお気軽にご相談ください。